チームK昼公演

11:30にあけび劇場到着。
トレーディング生写真の発売が終了したばかり。
会場は、推しのメンバーの生写真を求める若いファンでごった返していた。
僕のようなヲジサンにはとてもなつかしいアイドル現場の風景だ。
妙に安心する。


グッズも順調にすべて売り切れたようだ。
この10〜20才台の若いファンの熱気。
正常な、ごくまっとうな昔ながらのアイドルの現場だ。
この若い人たちを見て、自分がこのファンシーンに参加していることの「確かさ」を確認した。


抽選入場対象 キャン待ち31番まで。
僕はキャン待ち40番台だったので、抽選外入場10番台で入場。
席 : 立ちエリア2列上手柱前。ステージまで約7メートル。表情がわかる距離。


アンダー:
研究生:はるきゃん、わさみん、あーみん
チームA:あきちゃ


最後の「River」のミュージックビデオは見ずに退場。
相武台前の℃-ute昼公演に移動。


前田亜美
あーみんセンターのトリオユニット曲あり。
久し振りにあーみんに会えた。
14才、中学2年生ながらモデル系の事務所出身の彼女。
今時の女の子風のしなやかでスレンダーなスタイル。
目鼻立ちのはっきりした顔立ち。
女の子のファンもつきそうな将来有望株だと勝手に思っている。
今は前田時代だが次か次の次ぐらいで再び前田時代になるのではないか。
そう予感させるに十分なトップアイドルの素養を感じる。
徐々に、この「第二の前田」の魅力に気づき始めたファンが出現していてもおかしくないと思う。


MC後、最終曲であーみん不在。
最後のあいさつで上手から最上手に合流。


【独り言】
あけびの劇場現場は地下アイドルのそれだと思った。
メンバーは地下アイドルに見られる一般人目線のとても親しみやすい女の子そろい。
特に中学生、高校生、大学生のファンは、すぐ身近にいるあの子やこの子がステージで歌い踊っていると錯覚を覚えるかもしれない。


MCにも「MIX」とか「推しジャンプ」とか、「ピンチケ」とか、「レスを返す」とか。
そんなファンサイドの立場に立った言葉が飛び交うMC。
「いいカッコしない」、「わざと裏を見せる」そんな親しみやすいMCが続く。
他のアーティストやアイドルの誰が好きとかいう話が平気で出てくる。
そんな、一般人の女の子目線のMCも、メンバーがより身近な存在なんだとファンに感じさせてくれる。


場末の見世物小屋のようなせせこましい劇場で15人以上のアイドルがたったの250人のファンのためだけにのみライブを行う。
一人のメンバーあたりのお客さんは多くてもたったの16人。


一方でマスメディアに媚びて不特定多数の一般大衆に露出しておきながら、かたや劇場では、このファン密着。
その落差がすごい。


セットリストは、ツアーコンサートのそれにほぼ匹敵する内容の濃いものだ。
そんな非効率な劇場ライブをいまだにほぼ毎日行うこのアイドル集団。


どんなに有名になったメンバーも、スケジュールが空いているときは、ここでライブを行う。
そのすごさに人々が引き付けられるのだろう。